警察官階級と役職(警視~巡査)

無断使用、転載禁止

 

以下、

 


階級 

階級の説明

主な役職

 


の順番です

 

 

 

警視

地方公務員。警視正の下の階級。中級幹部。警察本部の課長や小規模な警察署の署長クラスで、所属長として事務を統括し、部下の指導・監督に当たる。

警察庁課長補佐

警視庁課長課長代理・理事官・管理官

小規模警察本部部長

各警察本部参事官・課長・刑事指導官・管理官・警察学校長

大規模警察署副署長・刑事官・地域官・交通官・課長

小規模警察署署長・副署長


警部

地方公務員。ノンキャリアはこの階級まで昇任試験に合格しなければならない。一方キャリアは警察大学校を卒業するこの階級に就く。

警察庁係長

警視庁係長

小規模警察本部課長補佐・次席

大規模警察署課長

小規模警察署次長・課長

幹部(警部)交番所長


警部補

地方公務員。初級幹部。昇任試験の競争率は30倍ほどである。国家公務員1種採用のキャリアはこの階級からスタートする。

警視庁各課主任

小規模警察本部係長

警察署係長

交番所長


巡査部長

地方公務員。ノンキャリアには最初の難関昇任試験となる階級。ちなみに、競争率は20倍ほどである。巡査の教育係。国家公務員2種採用の準キャリアはこの階級からスタート。

警視庁各課係員

警察署各課主任

交番班長


階級外(巡査長

巡査のうち、特に勤務成績が優秀で実務経験が豊富な者に与えられる称号。大体、実務経験10年ほどで与えられる。階級は巡査である。

巡査と同じ


巡査

地方公務員。警察官の最下級の階級。警部になるまでその都度、昇任試験を受けなくてはならない。警察組織の基盤である。

警視庁各課係員

警察本部各課係員

警察署各課係員

交番班員



*以上の階級に警察庁長官は含んでいない。
*各道府県警察組織規則等の職制によって、同じ役職であっても階級が異なる場合もある。